ニック・ウィリアムソン氏が書かれた英会話において意識することをまとめた本
以下、個人的に印象に残った部分をメモ
日本語は単語、英語は時制
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日本語は「単語の使い分け」で表現を変化させるが、英語は「時制の使い分け」で表現を変化させる
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単語を使い分けることで表現を行う日本語の感覚で英語を覚えると難しい単語を覚えようとしてしまうが、それは不要
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具体例1
- ジムに通っています → I go to the gym.
- ジムに向かってます → I’m going to the gym.
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「通っている」を英語で言おうとして単語が分からなくなるというのが日本人の陥りがちなミス
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具体例2
- 普段、何してますか? → What do you do?
- 今何してますか? → What are you doing?
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時制が表す表現は以下の通り
- 現在形: 普段のこと、一般的なこと
- 進行形: 今のこと、一時的なこと
- 過去形: 過去のこと
- 未来系: 未来のこと
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過去完了形はネイティブでも過去形で言ってしまうことも多いため、そこまで意識しなくて良い
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未来系
- 「確定している未来」は進行形
- 「不確実な未来」はwill
- be going to はどちらでも使える
アバウトに文を繋げる
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文法書でthat節といわれるthatはほとんど省略されるため、実は雑に文を繋げるだけで良い事が多い
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具体例1
- I’m sorry + I was late.
- I’m worried + I’m not gonna make it.
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関係代名詞も基本全てthatでOKな上にthatも省略されることが多い
難しい単語ではなく名詞節で表現する
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上記の日本人脳で単語を重視して考えると難しい単語を使ってしまいがち
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しかし、難しい単語はむしろネイティブっぽくなく、できる限り WH名詞節でカンタンに表現するほうがネイティブぽい
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具体例1
- destinationではなく、where I go
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具体例2
- your feelingではなく、how you feel
置き換え脳で話す
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元々知っている文の一部の名詞・形容詞を置き換えて文を作るという考え方が重要
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具体例1
- どのくらいお腹空いている? → How hungry are you?
- これは How old are you? の形容詞を置き換えるだけ
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具体例2
- 10分遅刻した → I was 10 minutes late.
- これは I am 10 years old. の形容詞を置き換えるだけ
修飾語をラフに付け足す
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文に付け加えて修飾できるのは副詞だけだと思いこんでいる人が多いが、形容詞もつけられる
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具体例1
- 彼はお腹を空かせて帰ってきた → He came home hungry.
- He was hungry when he came home. なんて長ったらしく言わない
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具体例2
- 朝起きたら有名人になってたんだ → I woke up famous.
- I awoke to myself to be famous. なんて長ったらしく言わない
コラム
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勘違いしがちな発音
- You’re (ヨー)
- We’re (ウェー)
- They’re (ゼー)
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be going to doをgonna doとするのはオフィシャルなニュース番組でも使われるくらい一般的な表現
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~かどうかはifとwhetherがあるが、圧倒的にifの方がよく使われる